お客様の来訪
今日は、八丈サイエンスクラブの2名のOBとその保護者、学校の先生が見学にいらっしゃいました。
OBの方々は現役のお子さんと年齢的に近いので、過去の実験のお話や、アドバイスをしてくださいました。
八丈サイエンスクラブでは、未知なものをひたすら実験・測定をします。

少し、変わった進め方ですよね
前回までの研究のまとめ

各点の平均は計算してきた?

はい!
元気な返事が帰ってきました。
各実験区、1点に10回の測定をしています。手計算ですと、大変ですよね。
ただ、計算は終わっていますので、方眼紙にグラフを描くことにしました。
初めに、グラフの形式を黒板で説明し、あとは、自由に自身の計算結果を基にグラフを描いてもらいました。


私が想像したグラフと、現役の子が測定した実験結果から得られたグラフを見比べてもらい、実測の大切さを体感してもらいました
実験結果から描かれたグラフから、実験台上でどのポイントが正しくデータが得られるか、場所を特定しました。

障害物の作製
前回、風の実験で使う障害物を作製したのですが、期待した通りの形になりませんでした。
いきなりカッターで工作用紙を切るのではなく、話し合いからベストの形の障害物を考えることにしました。
OBの方々がブロックを提供されましたので、これを基に、障害物の形を決め、工作用紙に下書きし、それからカッターで切りました。

この部分、いらないのでは?

いいえ、この部分があると風が余計なところに逃げません
彼が説明したことは正しかったです。私は、小学生に一本取られた格好となりました。
今後、様々な形の障害物を作製することになりますが、その流れが一通りできました。

実測
どのような形の障害物を作製し、どのように測定したかは、彼の実験ですのでここでは書きません。でも、思った以上に測定が出来たことから、この風の研究では、障害物の作製が肝となることが分かりました。

もしかしましたら、この研究は、実験、障害物の作製よりも、実験設計での打ち合わせが重要なのかも知れませんね

これからも、研究を通して、楽しい苦悩が続く予感がします
次回の八丈サイエンスクラブは2022年9月3日(土)13:30-15:30に開催されます。
八丈サイエンスクラブは、八丈島の自然から不思議を抽出し、探究・研究をします。興味のある方は、ぜひ、ご参加ください。見学も大歓迎です。
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