2023年5月13日(土)、八丈サイエンスクラブの様子

八丈サイエンスクラブ

前回は「材料と方法」の項目を完成させました。今日から「結果と考察」の項目の執筆です。

私たちの風の研究は、大賀郷小学校理科室の実験室内で行いました。「材料と方法」の項目では、実験をするための条件を記載しました。

ただし、それだけで今回の参加されているお子さんが行っている実験はできません。

実験机上に置く実験台が必要になります


実験台の必要性を示す項目の執筆

この実験台は、参加されている子が思いつきで作ったのではありません。初めに、予備実験を行いました。

測定地点の高さと風速の関係を明らかにしました。この結果を基に、私たちはCan☆Doで材料を買って実験台を作製しました。その過程を文字にしました。


実験台上の測定場所を示す項目の執筆

上記の情報だけでは、私たちの実験の追試はできません。実験台ができたら、測定場所の特定です。

同じ扇風機から発生した風でも、測定場所で風速が異なることが明らかとなりました。

どの場所が実験に適し、どの場所が実験に不適か?

風速の実測値から作図したグラフを説明し、考察より一つの結論として測定に最適な場所を記載しました。


今日はここまでです。文字にしますと、少ないようですが、論文の2つ図に対する項目を明確に書ききったのは大きな前進でした。

さて、論文執筆過程で、読み手に読みやすくするために、文の位置、段落の位置、図の位置を変えることもあります。今日も「材料と方法」の項目の微修正、図を提示する順番も換えました。

八丈サイエンスクラブを行うたびに、論文が少しずつ完成に近づいています。

次回は、「結果と考察」の次の図についての項目が執筆できればと思います。


次回の八丈サイエンスクラブは、2023年5月20日(土)13:30-15:30です。


八丈サイエンスクラブは、八丈島の自然から不思議を抽出し、探究・研究をします。興味のある方は、ぜひ、ご参加ください。見学も大歓迎です。

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