今日は、八丈サイエンスクラブに参加されているお子さんが、具合が悪くてお休み。代わりに、見学希望のお母さんとお子さんがいらっしゃいました。
今年から4年生だそうです。電車(汽車)にとても興味を持っている人でした。
八丈島には電車も汽車も走っていないよ・・・
あっ・・・
でも、もともと島外からいらした方々ですので、鉄道に興味を持っているのも納得です。
会話をしていると、飛び飛びになっていることが分かりました。
お話を伺っている間に、私は昔を思い出していました。
研究者には大きく分けて2つのタイプがあります。
- 私と八丈サイエンスクラブに参加されているお子さんのように、一つひとつ証拠を集めて前に進むタイプ。
- 思考で飛び越えて、人よりも速くゴールに到達するタイプ。
アメリカでライバルだったのは2のタイプの研究者が多かったですね。ですので、アメリカ時代の私は、2のタイプの研究者が飛び越えたところに、盲点は必ずあると考えて研究し、発見をしました。
懐かしかったですね
八丈サイエンスクラブに入る入らないに限らず、私の信条は、
事故は絶対に起こさない
です。背後に事故の影が見えるお子さんには容赦なく注意をします。
人生は一度きりです。危険に対しての無意識は、いつか不意打ちで大きな事故を引き寄せ、取り返しのつかない大きな怪我につながります。
先生、それ、いつも注意している
と今日お休みのお子さんに言われそうですね。
自分が得意でないことを強いられるのは苦痛です。人生はそのような時間を過ごすためにあるわけではありません。
自分の可能性を見つけた人は幸せです。早ければ早いほどいいです。
ちなみに、八丈サイエンスクラブの先輩の中には、小学4年生で動画撮影を始め、面白くなってどんどん自分で勉強し、今ではそれが仕事になった人もいます。
勉強は学校のだけではありません。学校外にもたくさん面白いこと学ぶことがあります。
なんでもいいよ
好きなことを探して、とことんやってみて
今日の見学会はこれで終わりですが、今日来られたお子さんは、どんどん自分の大好きな道を進んでほしいと思います。
次回の八丈サイエンスクラブは、2023年4月22日(土)13:30-15:30です。
八丈サイエンスクラブは、八丈島の自然から不思議を抽出し、探究・研究をします。興味のある方は、ぜひ、ご参加ください。見学も大歓迎です。