2022年9月17日(土)、八丈サイエンスクラブの様子

八丈サイエンスクラブ

先週の実験結果のグラフの作成

先生、平均を計算してきました

ありがとうございます

それでは、グラフを描いてみようか?

参加されているお子さんは、前々回のグラフを手元におき、それを例にして、先週の実験結果のグラフを書きました。何も言わなくても、彼は、力を入れるところには力を入れ、不要なところには手を抜くということを身に着け始めました。

大人でも、ずっと集中するのは大変です。このように、メリハリを付けることで、重要な箇所で力を発揮できるようになります。

グラフを作成後、前々回と前回の結果を比較し、なぜそのような差になるのかディスカッションしました。そして、これから先の一連の実験から得られる結果、そして、結果全体から何が結論できるか2人で考察をしました。


直角三角形の型紙の作成

三角定規はどんなものがあったでしょうか?

45˚の直角二等辺三角形と30˚と60˚の直角三角形がありましたね

45˚の直角三角形は先週作成し、実験に使用しましたので、今週は、30˚と60˚の直角三角形の作成です。

最近の小学生は三平方の定理を習っています。ならば、その知識を使ってみることにしました。

半径3 cmの円を描き、その半径と同じ長さの辺を持つ正三角形を作図します。そして、円に接する直角から半径と円の交点に線を引きますと、30˚と60˚の直角三角形が作図できます。

正三角形の短い辺を1とすると、円の直径の部分は半径の2倍になります。すなわち、私たちが中学時代にならった1:2:√3になります。

小学校で、√3は習っていませんが、線の引き方は分かりました

彼は、コンパスを使って正三角形の辺の交点を描き、そこから、円と直径の交点へ線を書き、30˚と60˚の直角三角形を作図しました。

あとは、今まで通りですね?

彼は、上記を基に、障害物の作図をしました。


2人で論文読み

今、工作用紙にハサミを入れると紛失してしまうね

そうですね

ですので、以前、渡した論文は持っていますか?

はい

それでは2人で論文読みをしましょう

そんなわけで、2人で論文を読み始めました。彼は、論文の読解力が高く、一文一文区切っては、コメントをしてくれました。

先生、これ、おかしくないですか?

この言葉が出るということは、彼は論文を斜め読みしていないということです。そして、指摘は正しかったです。

じゃ、著者側に何が起きたら、この論文のようになる?

彼は色々な可能性を出してくれました。2人で話し合った結論は、論文を書いている人とデータを採っている人は別ということ。

こういうことをやっていれば、研究をしても正しい結論にはたどり着かないことを2人で学びました。

だから、僕は、自分で設計し、自分で測定し、自分で解析しているんですね?

正解

だから、君は、研究者として、正しいことをしているんですよ

今、彼は実験をしています。繰り返すことで、思考や操作の回路が新たにつながっていくのが手にとるように分かります。

人の成長ってすごいですね


来週は、八丈サイエンスクラブはお休みです。次回は、2022年10月1日(土)に開催されます。


八丈サイエンスクラブは、八丈島の自然から不思議を抽出し、探究・研究をします。興味のある方は、ぜひ、ご参加ください。見学も大歓迎です。

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