誤りの確認
先生、前回、先生が間違えていたところはどこだったでしょうか?
現在、八丈サイエンスクラブに参加されている子どもさんは、とても科学的センスが優れている方です。私の間違いを見逃しません(苦笑)。
前回、壁を設計するときにトラブルが有りました。思ったように三角形が描けなかったのです。
色々調べているうちに、その原因は、私の√3の値の記憶違いということが明らかになりました。
そんなわけで、三平方の定理で出てくる√について2人で復習しました。
実験用の壁の作製
今回は、前回描いた線を基に壁を作製します。お子さんは、カッターマットの位置、定規の位置、手の位置、カッターへの力の入れ具合を確認し、作業を始めました。
今回の一連の研究では、壁は4種類作ることになります。彼も手慣れてきましたね。
慣れてきたときが事故が起きやすいです
丁寧に正確にやってくださいね
はい、分かりました
彼の技術も初めのころと比べて、かなり腕が良くなってきました
今後、想像してデザインをした壁に対しても、上手く作製できそうですね
風の実験
いつものように、扇風機を置き、扇風機の風速もセットしました。実験台の位置も今までと同じ位置であることを確認しました。
それでは、壁を置くけれども、準備はいいですか?
はい、大丈夫です
あとは、2人で測定です。
熱線式風速計は私のスマホと連動しています。風速を測定すると、自動的にスマホに転送され、数値が記録されていきます。
今日も1実験区に10点を測定し、10区のデータを集めました。
今日の実験は終わりました。
次回までに平均を計算してきますね
はい、お願いします。
実は、彼が夏から行った実験の4本のグラフを1枚に描きますと、面白い結果が見られます。
私もこのような結果になるとは思ってもいませんでした
風の強い八丈島。このグラフから言えることがたくさんあります。
ですので、次回は、彼にグラフを描いてもらうところからスタートし、結果からいえることと今後の実験計画をディスカッションをしたいと思っています。
彼自身の研究結果から、彼が驚く顔を見るのが楽しみですね
次回は流動的ですので、Twitterでお知らせします。
八丈サイエンスクラブは、八丈島の自然から不思議を抽出し、探究・研究をします。興味のある方は、ぜひ、ご参加ください。見学も大歓迎です。